ルビコンの決断 <黒川温泉>

テレビ東京系の番組のルビコンの決断
黒川温泉の回を見た。
[公式HP]
http://www.tv-tokyo.co.jp/rubicon/backnumber/090507.html
 
去年行ったときに凄く雰囲気もいいし、泊まった宿のご飯も部屋もお風呂も良いのだけど、何より町の中を歩いて散策したのが楽しくて良い思い出しかないのだけど、その「楽しい」というのが温泉側が仕掛けた演出であった事を放送で見て知りました。

印象的だったのは
・温泉街を一つの旅館としてお客さんをもてなす(入湯手形はここから生まれた)
・「リゾート地」ではなく「癒しの場」
・興ざめするネオンなどの派手な看板は掲げない
・黒や茶色など落ち着いた色を基調とした建造物(旅館はもちろん、橋や道路標識までも)
・自然の中にいるという演出を大事に(人工的な街路樹はない。不ぞろいな街路樹は意図的なもの)
・周辺一帯に「その意思にそぐわない建造物が出来ないように」空き地などを旅館経営者らが共同で購入したりもしている。


そしてこれらがバブルの頃の全国でリゾート開発が盛んに行われていた頃に考えていて、実行したところが凄い。リゾート開発(笑) あったね。そんな頃。


本当にまた行きたくなって来た。今度はぜひ両親を連れて行きたいねえ。