ぶらり鈍行列車の旅
●ソースカツ丼は向こうに行ってから思い出した目標
ぶらり鈍行列車で敦賀まで行き、ソースカツ丼を食べ、その後南下琵琶湖を3/4周して大阪からは近鉄電車に乗って帰るというちょっとしたプチ電車撮影旅行に行ってきた。
今回の目的は来年春ごろに全廃される列車の撮影が第一目標で、つまりそれは
あたりが第一目標。北近畿はこの旅行の後に名称変更と使用形式の変更が発表されたので、先見の明とでも言うか(笑)
・北陸線の特急雷鳥(485系)
・北陸線の鈍行車両(419系)
・大阪からの特急はまかぜ(181系)
・大阪からの特急北近畿(183系)
その他には、
などもお目当て。
・いつ廃止になってもおかしくない寝台特急日本海
・マイナー特急文殊
・関西ではまだまだ現役103系、205系
・車両の経年を考えるとうかうかしていられないトワイライトエクスプレス
また、敦賀を選んだ理由は上りの寝台特急がここで機関車付け替えを行うので、その作業を見たかったからのと、419系の運行エリアの南限がこの駅だったから。昔は米原まで来ていたのにね…。
●とりあえずは少し写したものなどを
□117系
・そろそろ運用から外れそうな117系。(米原にて)車内は木目などもつかってて結構お洒落だけど古さは否めない。平日夕方に設定されている金山発米原行きに新快速に充当されてます。久々に乗った。
□寝台特急日本海
・敦賀駅での機関車付け替え。ローズピンクのEF81に牽引されて敦賀に到着した青森発大阪行き24系日本海。
・ここで先頭機関車を付け替えます。この日は後継車が運よくTLEカラーのEF81でした。この後大阪まで行って夕方には大阪発青森行きになります。
□トワイライトエクスプレス
・大阪発札幌行き豪華寝台列車トワイライトエクスプレス。パッと見車内の乗車率も上々だったとおもいます。(窓ガラスにスモークが貼ってあるのでよく解らんのだけどね)
□北陸線鈍行用車両419系
・来年春には引退予定の419系。こちらは583系の先頭車をそのまま使用した“非食パン”
・形式はクハ419-1。1号機でした。
・外から車内の様子。寝台車からの改造で、特徴ある車内も間もなく見納め。
・新旧北陸線の鈍行用車両。新型の521系は(こう言ってはなんですが)味気の無い車両です。
□北陸線485系特急雷鳥
・来年春には定期運用から外れる485系雷鳥。
・485系雷鳥号の大阪側先頭車はパノラマ方グリーン車です。元々雷鳥用に作成され、一時期は名古屋からの特急しらさぎにも使用されていましたがまた雷鳥用に戻っています。
・昔はいくらでも走っていたのだけど気がつけばもう数編成のみ。
・ちなみに敦賀は架線に流れる電流の切り替え駅になっています。大阪-敦賀は直流、敦賀より北は交流です。直流ではパンタグラフは2つ上がっているのですが交流では1つだけなので、パンタフラフの折りたたみ(もしくは跳ね上げ)が停車中に見ることが出来ます。(奥のパンタグラフが折りたたまれる瞬間です)
□敦賀駅でみかけたもの
・敦賀駅構内にはまだSLが走っていた頃に使用されていたと思われる給水塔が有ります。10年ほど前までは扇状形の車庫もありましたがそちらは取り壊されてしまっています。ターンテーブルはまだ残っているのかなあ?ホームからは草が生い茂っていて見ることが出来ませんでした。
・北陸線の駅ではよく見かけるホームの乗車位置を示す案内板。多分この子はトワイライトの案内板を写していたんだと思う。何枚も何枚も裏の液晶モニターで自分が写した写真を確認しては納得の行くまで撮っていたのでこっちも思わず一枚。いい鉄男になれよ
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□空いた時間に敦賀市内を散策
・敦賀駅前から気比神宮まで歩道には屋根付きのアーケードがあり雨の日だったので大変楽でした。消失点が見えそう。
・敦賀駅前から伸びるアーケードには銀河鉄道999の像が数多くあります。
・車掌さんも。他にも沢山ありました
・こちらが気比神宮。日本三大鳥居の一つだそうです。
・お参りした後気づいたのですがあちこちに菊の紋章が。。。
・こんなところにも菊の紋章。ちなみに軽くぼけ味テストも兼ねています(w
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□大阪まで移動して
・はまかぜ+雷鳥。この組み合わせもまもなく見納め
・特急はまかせ この日は連休中ということもあり、通常4連の所が6連で運行されていたことを後で知る。こちらは大阪駅に到着したもの
・はまかぜ折り返しの発車の撮影。大阪駅は人が多くて撮影も一苦労。無論一般の人に迷惑かからないように。
・女性乗務員増えましたね。北近畿も運転席には女性が。凛々しい感じの方だったのでそちらをメインに一枚。絵になります。
しかしまあ、引きが弱いのかココ一ヶ月間の中で恐らく唯一の大雨の日と相成って、天気は最悪。雨避けながらの撮影は中々大変でした。
光量不足でいまひとつ、な感じもあったので、出来れば近日中に本格的に寒くなる前にもう一度行こうと思っています。
●もう一つの目的そして今回はもう一つの目的が。それは新レンズの実地投入テスト。
最後の最後まで悩んだけど5倍ズームとVRが欲しいのと、開放からシャープとのレビューを多く見たので最終的にAF-S 24-120mm F4G VRを現場投入。
その投入実践第一弾と相成りました。。
●簡単にレンズのレビュー。
F4開放から絶好調なシャープさです。
AFはAF-S24-70mm2.8Gよりは遅いですがまあ、気にならない範囲。
色乗りも良さそうです。ニュートラル設定で結構色が乗るのでビビッドにがちょっと出来ないかな。と思う感じ。
ボケ味は鉄道写真ではそういう写真を撮ることがほぼ無いのでまだ余り試してません。
歪曲は「あちこち」で叫ばれているようにある意味絶好調です。水平垂直線が「そのまま」で引けるのは35mm前後だけです。がこれはRAWでデジタル処理する前提でこのレンズを買っているので余り気にしていません。
重さは前使っていたシグマの24-70mmHSMとほぼ同じくらいなので重いとかは特に気になりませんでした。少し口径も小さくなっているのもあるのかな?(HSM:82mm、F4G:77mmあくまでフィルター径で5mm(笑)実施はどうだろう?調べていません)
天気も悪くホーム先端から長玉で狙う!などのシーンも余り無かったので一緒に持って行ったAF-S70-300mmVRは出番がありませんでした。逆に言えばこの24-120mmでかなりの撮影シーンをカヴァーできそうです。使い勝手の良い、万能レンズと言ってもいいでしょうね。
しかし、今回の撮影をしてて、昔よりシャッターぢからがかなり落ちていたので、宝の持ち腐れにならないようにもう少し回復させたいと思います。フレーミングはもとから下手。